研究紹介:三宅陽一郎 特任教授

専任教員紹介

2020/07/15

教員

(1)デジタルゲームAI

「デジタルゲームの人工知能」を専門としています。
「デジタルゲームの人工知能」は大きく二つの領域に分かれます。
ゲームタイトルの中に実装する人工知能を「ゲームの中の人工知能」、ゲーム開発で開発をサポートする人工知能を「ゲームの外の人工知能」と言います。

「ゲームの中の人工知能」は3つの人工知能が支え合って一つのシステムとなっています。
このようなシステムのことを「分散協調人工知能システム」と言います。
「メタAI」はゲームを俯瞰的に神様視点で制御する人工知能です。「キャラクターAI」はキャラクターの頭脳のことで、ゲームAIの中心的テーマです。「ナビゲーションAI」は経路探索をし、目的地を自分で見つけるAIです。いずれもリアルタイムに動くので「リアルタイムAI」と呼ばれます。

「ゲームの外の人工知能」はリアルタイムで動くAIではありません。開発を助けるAIです。ゲームバランスを自動的に整える「ゲームバランス自動調整AI」や、テスターが行うデバッグ・QAの作業を代替して行ってくれる「QA-AI」です。ここではディープラーニングや遺伝的アルゴリズムを始めとする機械学習・最適化アルゴリズムが、長い計算時間と大きな計算リソースを使って実現されます。

(2)人工知能のための哲学

人工知能を作ることは、人間や生物を知ることでもあります。人工知能を作ろうとすると、すぐに「人間とは何か?」「知能とは何か?」について考えることになります。人工知能を作る足場とは哲学のことです。「人工知能のための哲学」は、人工知能の基礎にある知見を掘り起こし、より広い足場を築き、そこから人工知能をより高く作ることを目標とします。

より深く哲学することは、より遠くまでエンジニアリングを行えるでもあります。

(3)人工知能教育

現在は広く社会で人工知能の知識が求められています。エンジニアやサイエンスに造詣がなくても、人工知能と接し、身に着けることができる教育法を探求しています。一つにボードゲームを用いた人工知能教育、人工知能プログラミング教育に取り組んでいます。

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