文系と理系の垣根を越えて人工知能の技術を修得。

堺 光之介さん 株式会社大和総研 勤務

2022/05/04

修了生

立教の人工知能科学研究科は文系出身者にも門戸が開かれている。

人工知能の存在すら知らなかった学部生時代以前からものづくりに興味があった私は、なんとなくしていた就職活動の合間に友人の影響でプログラミングを勉強していました。そんな時に人工知能科学研究科のパンフレットが届き、気になった人工知能について調べていく中で今後社会に必要とされるこの技術に取り組んでみたいと思うようになり、受験を決意しました。ただ、自分が在学しているのは文系の学部。理系の学問に文系の自分が入っていけるのかと不安でしたが、この人工知能科学研究科は、文系出身者にも門戸が開かれていました。入学試験の筆記試験で問われている数学は、人工知能を理解する上で必須の知識です。私自身、数学に触れるのは高校2年生以来で、大の苦手でしたが、遅かれ早かれ学ぶことになると思い、該当する数学分野を中心に勉強に励み、合格を掴み取ることができました。

目標を持って取り組めば、理系学部出身の人にだって追いつける。

文系学部出身の自分が入学できたとしても、入ってからが大変なんだろうと心配していましたが、基本的な理論から応用的な理論までしっかりと教えてもらいました。チーム実習ではAI技術を駆使した「自動本棚プロジェクト」に取り組み、無人であっても本を自動的に貸し出しできるシステムを開発し、実際に校舎内で実装しています。勤務先の株式会社大和総研では、この研究科で修得した人工知能とデータサイエンスの知識を活かしながら、様々なITの力を身につけて自らもどんどんプログラムを書いていきたいです。研究科の学生のプログラミングレベルは人それぞれ。入学を考えている方々がたとえ文系であっても、自分自身で日々勉強を重ねていくことで、プログラムをスラスラ書ける理系出身の方とも肩を並べられるぐらいの実力を必ず身につけることができると思います。
※インタビューの内容は取材時点のものです。

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